座学だけじゃない、実践重視の研修で成長した新卒たちの記録
「IT企業=理系出身や情報系出身の仕事」と思っていませんか?
ネットチャートでは、文系出身や専門知識のない方でもITインフラのプロを目指せるよう、より効果的な研修となるよう改善を重ねています。
2025年度入社の新卒社員は、インフラエンジニア職・営業職を希望して11名が入社。
教育部門を新設し、2025度はこれまでの座学中心2か月のカリキュラムを実践・体験・チームワーク重視の6か月研修へと刷新しました。
※2026年度以降の新入社員研修は、期間や内容が見直される予定です。
今回の記事では、その前半(4月~6月)の研修を抜粋して密着レポート。
LANケーブル作成、CCNA講座、ウェルカムデー企画など、ゼロからスタートした新卒たちが、どのように基礎を固め、チームで動く力を身につけていったのかをお伝えします。
(※後半[7月~9月]編は次の記事で公開しています!)

4月:基礎中の基礎を固める月。ビジネスマナーとIT入門
入社直後の4月は、新卒社員にとって社会人としての第一歩を踏み出す期間です。
研修は、単なるビジネスマナー学習に留まらず、IT知識や組織で働くための基礎を身につけます。
具体的には…
- 組織と数字の理解
会社の仕組みや組織体制、会社の数字(PL/BSの基本)の見方など、社会人として必要な基礎知識 - ビジネスコミュニケーション
報連相(報告・連絡・相談)の具体的な進め方、議事録の書き方、ビジネスにおける電話機の使い方といった、実務直結のスキル - ITインフラ基礎
ネットワークやサーバーに関する基礎知識 など
さらに、ネットチャート主催の電気通信事業者向け教育プログラム「ネットクルーズ」でのLANケーブル作成体験や、自社のキッティングセンター見学も実施。
手を動かす体験やオフィスの外での学びによって、座学だけでは見えない部分まで、理解を広げることができます。
ネットクルーズとは
ネットチャートが主催となり、サンテレホン社、バンデュイットコーポレーション社、アライドテレシス社が共同で行う。電気通信事業者における弱電工事(テレビ・電話・インターネットなどの配線設備を扱う工事)を担う担当者向けの教育プログラムです。
利益を目的とした事業ではなく、技術者不足が進む中、業界全体の技術力向上や新しい分野への挑戦を後押しすることを目指しています。


研修で耳にしたワードが多く出てきた。実際に目にしたことでイメージがしやすくなった
―4月入社 新入社員Tさん
5月:同期サポート&CCNA講座
5月からは、配属予定の職種に応じて研修内容が分かれます。
技術職は専門スキルの習得を、営業職は主体性・責任感を育むプロジェクトを通じて、実践力を高めました。
営業職:教えることで理解を深める「同期サポートプロジェクト」
営業職は、電話対応やプレゼン研修などの基礎的な実務スキルを学びながら、「同期サポートプロジェクト」の企画を開始。
「同期サポートプロジェクト」とは、4~5月で学んだ内容を、6月に2か月遅れて入社する同期のKさんへ自分たちで教えるというものです。
インプットした知識をアウトプットし、「人に教えることで理解を深める」「教える側の責任感を持つ」という、営業職として必須の主体的行動力を養う貴重な機会となりました。
インフラエンジニア職:外部講師によるCCNA講座と実践ネットワーク構築
一方の技術職希望者は、外部講師によるネットワーク研修やCCNA認定取得講座を通じて、より実践的な知識を習得していきます。
ネットワーク研修では実際にCiscoのL2スイッチとL3スイッチを使い、小規模ネットワークを構築しました。
技術メンバーも「同期サポートプロジェクト」の一環として、この研修で得た知識を同期Kさんに共有をしました。

実機を使った研修では、これまで座学で学んだ知識を具体的にイメージでき、実際の操作を通じてスキルとして身に着けることができました。
最初は操作や設定がわからず戸惑うことも多く大変に感じましたが、同期に助けてもらいながら少しずつ理解を深め、何とか乗り越えることができました。
― 4月入社 新入社員Tさん
6月:企画・実行で「自ら考えて動く力」を習得
上司からの依頼で挑戦!社内イベント「ウェルカムデー」企画
この月は同期サポートプロジェクトを実施しながら、社内イベントのウェルカムデー(ファミリーデー)企画やインターンシップ企画の準備が開始されました。
ウェルカムデープロジェクトは、上司から「こういうことをやってみたいけど、まずは企画を考えてみて」と声がかかり発足。
新入社員たちは、予算や段取り、社内調整など…
自分たちでアイデアを出して一から準備を進めました。
ここで得られたのは、チームで物事を動かす難しさと楽しさ。
企画が実際にどう実施されたのか、その成果は後編の記事で紹介します!
ファミリーデーとは
社員の家族を会社に招き、職場見学や体験プログラムを通じて仕事や会社への理解を深めてもらうイベントです。子ども向けから大人向けまでさまざまな企画が用意されます。
ネットチャートでは、「ウェルカムデー」という名前でイベントを実施しました。
業界の最前線を体感:最新技術の祭典「Interop Tokyo」に参加
外部展示会「Interop Tokyo」に参加し、最新のネットワーク機器やクラウド技術、セキュリティソリューションを直接体験。
国内外から約5000の企業・団体が参加し、実機を使ったデモンストレーションや専門家によるセミナーが行われ、「ITインフラが社会をどう支えているのか」を肌で感じる貴重な機会となりました。

業界のリーディングカンパニーが持つ技術力と、そのグループ企業として働く自社の立ち位置と将来性を深く認識しました。
実際に他社からの営業を受けてみて、良いと思う営業・悪いと思う営業方法を肌で感じることができた
― 4月入社 新入社員Nさん
【まとめ】基礎+実践で考えて動ける社会人へ
4~6月の研修では、知識を覚えるだけでなく、体験を通じて理解を深める仕組みが多く組み込まれました。
次回の記事では、7月~9月の後半研修編をお届けします!
模擬プロジェクトでの課題解決、企画したファミリーデーの開催レポート、そして半年間の成果発表など、新入社員の成長をレポートします。


